柴田科学(SIBATA)
屋外用 粉じんモニター FLD-1

見積品

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特徴

従来のポータブル粉じん計は、携帯には便利ですが1回の測定時間が短時間である事を想定し作られているため連続測定用には不向きです。また屋外で使用するためには風雨を避けるため別途キャビネットとサンプリングラインを用意する必要があります。
屋外用粉じんモニターFLD-1型は、光散乱方式の粉じん計をキャビネットに入れ屋外での連続測定に適すよう作られた粉じんモニターです。
本装置を使用することにより、改造などをすることなく手軽に屋外での粉じん濃度測定が可能です。また、豊富な出力機能により、敷地境界や建設現場などにおいて複数台を使用した粉じん濃度の監視に利用することができます。
●充実した出力機能を利用し、様々なシステム構成が可能です。
●ろ紙を装着できますので本装置1台でK値(質量濃度変換係数)を求めるための併行測定が出来ます。
●バックアップ用フィルター、ポンプの交換が容易でメンテナンスが簡単です。
●除湿ヒーターにより霧などによる測定値上昇を軽減します。
●コンパクトな設計により移動、設置が簡単に行えます。
●サブギガ帯の無線機を利用して、粉じん濃度の遠隔監視システムも構築できます。

■運用イメージ
工場の敷地境界、建設現場、がれき処理現場のような屋外の環境において、単体もしくは複数台を設置し、本装置の出力機能を利用し、有線もしくは無線、webなどのシステムを構築することによって、1ヶ所での集中監視、一定レベルの濃度に達した場合の警報などにご利用いただけます。

仕様

測定原理:光散乱方式
光源:レーザーダイオード
測定感度:0.001mg/m3
測定範囲:0.001~100mg/m3
測定精度:±10%(標準粒子に対して)
表示部:粉じん濃度、吸引流量、気圧、ヒーター温度(オプションで風向、風速、温度、湿度)
質量濃度変換係数:0.10~99.99
吸引ポンプ:ダイヤフラム式
ポンプ吸引流量:1.7L/min
流量温度換算:20°C 1気圧
内蔵流量計:マスフローセンサー
ろ紙径:φ47mm
表示:バックライト付き液晶表示(20桁×4段)
サンプリングライン:除湿用ヒーター(10W)
出力:
■アナログ出力:DC 0-1V、4-20mA 出力項目:粉じん濃度(瞬時値)
■アラーム出力:オープンコレクタ出力(定格DC24V、0.04A) 出力条件:1.粉じん濃度(平均値)、2.粉じん濃度(瞬時値)、3.各種エラー 1~3の1つを選択
■USB、RS-485:指定されたコマンドを送信することによって、測定データ・アラーム情報の取得、測定開始・停止が可能
測定値ロギング機能:
■ログタイミング:周期:1~99分(最大9999点)
■項目:粉じん濃度、吸引流量、大気圧、ヒーター温度 以下オプション:温度、湿度、風速、風速
アラームロギング機能:
■ログタイミング:アラーム発生時
■項目:電源断異常、BG測定エラー、感度補正エラー、ポンプ流量エラー、レーザーエラー、粉じんユニット通信エラー、気象計通信エラー、除湿ヒーターエラー、ボタン電池の容量警告、ボタン電池の電池切れ
使用環境温度:0~40°C
オプション:気象計、PM2.5サイクロン、支柱取付金具
外寸法:400×200×860mm(突起部含まず)
質量:約14kg
電源:AC100V 50/60Hz 0.5A